9月15日にfc2で書いたものをはてなに移しました。

 

核による終末が予想されていた。戦による終末が予想されていた。しかしそのような形での終わりは来るのだろうか。戦いをするほどの余裕も気概も残っている『先進国』はどこだろうか。人口はどのように管理されているのだろう。自滅の音を聞きたくなければ『先進』に対する所に行けば良い。おそらくは。そうすれば生まれる音、早いサイクルを目の当たりにできるだろう?

戦せずとも人口減によりじわじわと自滅していくだろう。便利な生活が人の手を奪うと、人工知能時代のことも気にかけられている。仕事に対して人が多い。そこで人は不要な仕事を作った。不要な仕事はストレスを多くし、人個人に求められるハードルも上げた。こうして文明の利器を享受しているが、実は便利な生活は人を減らすこと、人類不在の無菌室を作り上げることにほかならないのかもしれない。

かつて奇形児は生まれてすぐに殺されていたらしい。普通と明らかに違えば無かったことにされていたらしい。明るみに出たのはいいものの、そしてどうなったのか、それぞれの幸せ、そういうことについては私はよくわからない。医療は生きながらえる期間を長くした。ネアンデルタール人から10万年後のホモ・サピエンス。10万年も変化に要したのか。しかし医療が、人が生み出した医療こそが新しい人類を作りかねないだろうか。SFのような話だね。もしも早いサイクルで生まれ死んでいく所に新たな遺伝子を注ぎ込んだら爆発的に広がって、また大きな変遷が起こるのだろうか。